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Framework

対立学 Conflictology

対立学とは?

対立学(Conflictology)は、組織内の対立がどこから生じているかを分類し、介入を選ぶ前に原因を診断する、Eudaimonia Universeが開発した独自のフレームワークです。対立を「価値」「構造」「認知」「存在」の4タイプに分類します。

対立は、診断できる。

打ち手の前に、型を見る。

開発: Eudaimonia Universe 著者: 水野貴之(Founder & CEO) 本ページ公開: 2026-07-30 最終確認: 2026-07-30
Executive Summary

概要

対立には型があり、打ち手を選ぶ前にその型を特定できます。型を名づけないまま打ち手を選ぶことが、対話が失敗する最も多い理由です。医療と同じく、診断が処方に先立ちます。

扱う組織課題

部門間で繰り返される同じ対立、統合後の文化衝突、決まらない経営会議。「相性の問題」として片づけられた対立は、原因が特定されないまま打ち手だけが増え、必ず戻ってきます。

Structure

4つのタイプ

価値Value

大切だとすることが、互いに違う。問われているのは「どうあるべきか」。

構造Structure

意図とは関係なく、動機づけ・役割・プロセスが両者を対立の位置に置いている。

認知Cognition

同じ事実を、互いに別々に読んでいる。問われているのは「何であるか」。

存在Existence

立場や存在そのものが脅かされていると感じている。問われているのは「誰であるか」。

診断から創発までの4段階

段階 01

構造理解

Human OS の5層で、いま何がどこで起きているかを読む。

段階 02

診断

対立学の4類型で、その対立がどの型かを判別する。

段階 03

介入設計

診断に合わせて、論点、意思決定プロセス、役割のいずれかを組み直す。

段階 04

創発

双方が最初は持っていなかった、より高い次元の答えに至る。

Background & Method

開発の経緯と方法

対立学は、組織支援の現場で「同じ打ち手が、ある対立には効き、別の対立には全く効かない」という観察から定式化されました。効かない理由を打ち手の質ではなく対立の型の違いに求め、4類型の分類を仮説として立て、支援とプロダクト(Compass、Integration Compass 等)での適用を通じて検証と改訂を続けています。

根拠の状態

対立学は、Eudaimonia Universe が実践を通じて開発した診断フレームワークです。現在も検証を続けている段階であり、査読済みの実証研究として提示するものではありません。紛争解決研究や交渉論などの既存分野を置き換えるものではなく、実務の診断のための整理として提供します。

Application

組織での活用

  • 組織内対立の診断: 部門間対立、経営チームの不和、M&A後の文化衝突を、4類型で診断してから介入を設計します。
  • 意思決定の設計: 決まらない会議の論点を型で整理し、合意形成プロセスを組み直します。
  • リーダー育成: 対立の型を読む力を、リーダーの共通言語として育てます(プロダクト: Compass)。

限界

4類型は診断の道具であり、現実の対立は複数の型が重なって現れます。分類そのものが介入ではなく、型の特定後の設計と対話に支援の中心があります。適用範囲の境界は検証の途上です。

Questions

よくあるご質問

「対立は、診断できる」とはどういう意味ですか?
対立には型があり、打ち手を選ぶ前にその型を特定できる、という意味です。対立学で4つの型に分類し、Human OS の5層のどこで起きているかを特定します。医療と同じく、診断が処方に先立ちます。
組織の対立は、なぜ話し合いだけでは解決しないのですか?
対立は単一の原因ではなく、複数の要因が同時に絡んで発生する構造的な現象だからです。原因のタイプを特定しないまま話し合いを重ねても、打ち手が原因と噛み合わず空振りします。だからこそ、私たちは対立をいきなり解決しようとせず、まず診断を行います。
「介入」とは具体的に何をするのですか?
介入とは、対立の構造に働きかける具体的な打ち手のことです。論点を捉え直す問いの設計(視点の再構成)、会議体や合意形成プロセスの組み直し(意思決定の再設計)、役割や対話の場のつくり直し(関係性の再定義)などが含まれます。唯一の正解を押しつけるのではなく、診断結果に基づいて、その組織にとっての最適解を設計します。
支援はどのようなプロセスで進みますか?
支援は「構造理解 → 診断 → 介入設計 → 創発」の4ステップで進みます。まずHuman OSの5層で関わる人々の内的構造を把握し、次に対立学の4タイプで対立がどこで・なぜ起きているのかを診断します。診断に基づきAIの分析を活用しながら介入を設計し、対立を起点に新しい関係性・意味・これまでなかった選択肢が立ち上がる状態(創発)を目指します。
Cite & Related

引用と関連

推奨引用: Eudaimonia Universe「対立学(Conflictology): 組織の対立を4タイプで診断するフレームワーク」https://eudaimoniauniverse.com/research/conflictology/ (2026-07-30 更新)

関連サービス: 組織内対立リーダーシップ・意思決定 | 関連研究: Human OS | 哲学的背景: 止揚と創発

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