二項対立を活用して、社会の止揚を目指す
対立は、診断できる。
打ち手の前に、型を見る。
Eudaimonia Universe(株式会社ユーダイモニアユニバース)は、二項対立を社会進化の燃料へと変換する Think & Do Tank であり、Human OS と対立学を基盤に、研究(Think Tank)、実装(Produce)、資産化(Asset)の循環でジンテーゼ社会の創造を目指す。
対立を止揚し、人類のユーダイモニアを増やす。
決着した対立は、誰かが払っている。止揚した対立は、全員に返る。
対立は、どちらかが勝つという前提の上にあります。止揚はその前提を壊し、双方が持っていなかったものを生む。総量が増える。これが私たちの言うアバンダンスであり、奪い合いを創造に変える操作です。
一人ひとりの側から見れば、それはユーダイモニア(善く在ること)とイキガイ(朝、起きる理由)が同時に成り立つ状態を指します。社名は、その世界の名前です。
止揚(しよう)はドイツ語 Aufhebung の訳語です。否定しながら同時に保存し、より高い次元へ引き上げる運動を指すヘーゲルの概念で、英語では sublation にあたります。
テーゼとアンチテーゼからジンテーゼへという三段の定型は、ヘーゲル自身の用語ではありません。フィヒテに由来し、Heinrich Moritz Chalybäus が広めた整理です。私たちはこの定型を説明の道具として使い、概念の出所は Aufhebung に置いています。
英語表記に Synthese(ドイツ語)を採るのは、synthesis が「単なる折衷」の意味に流れやすいためです。
組織にも、人と同じ反射があります。ある出来事と、それが引き起こす意思決定のあいだ。その区間に判断が宿ります。私たちが設計するのはそこです。すべての支援は、名前のついた4段階を通ります。
Human OS の5層で、いま何がどこで起きているかを読む。
対立学の4類型で、その対立がどの型かを判別する。
診断に合わせて、論点、意思決定プロセス、役割のいずれかを組み直す。
双方が最初は持っていなかった、より高い次元の答えに至る。これを止揚と呼ぶ。
「相性の問題」で片づけられた対立は、必ず戻ってきます。決まらない会議、止まった統合、辞めていく中核人材。原因が特定されないまま、打ち手だけが増えていきます。
Human OS は、人間の内的構造を身体・感情・思考・意味・関係性の5層で捉える、私たちが独自開発したモデルです。診断において「何がどこで起きているか」を語る共通言語になります。
身体の状態とエネルギー
情動と、それが発する信号
思考と認知
目的と価値観
つながりと帰属
対立学(Conflictology)は、対立を価値・構造・認知・存在の4タイプに分類して診断する、私たちが独自開発したフレームワークです。型を名づけないまま打ち手を選ぶことが、対話が失敗する最も多い理由です。
大切だとすることが、互いに違う。問われているのは「どうあるべきか」。
意図とは関係なく、動機づけ・役割・プロセスが両者を対立の位置に置いている。
同じ事実を、互いに別々に読んでいる。問われているのは「何であるか」。
立場や存在そのものが脅かされていると感じている。問われているのは「誰であるか」。
研究がフレームワークを鋭くし、現場が検証し、資産化が社会へ返す。それぞれの部門が、次の部門を養います。
対立と人間の構造を研究し、学んだことを再現可能な方法論として定式化する。
方法論を組織の中で適用する。組織変容、意思決定の設計、事業開発。企業からのご相談の窓口。
現場の知をプロダクトに変える。私たちがその場にいなくても、方法が届くように。
自社発の社会実装プロジェクトとして、育業(Ikugyo)、The Guild、Giver研究を運営しています。
10のアプリケーションが、ひとつの理論レイヤーを共有しています。理論はひとつのリポジトリで版管理され、すべてのアプリが同じ定義を参照するため、資料と実装がずれません。
| プロダクト | 対象 | 扱うもの | 状況 |
|---|---|---|---|
| Source | 個人 | 価値観と感性を、自分の地図として描く | 提供中 |
| Omusubi Quest | 個人 | 物語による継続。11言語で提供 | 提供中 |
| Compass | 企業 | 対立学によるリーダー育成と意思決定 | 提供中 |
| CRV | 企業・投資家 | その企業が生んだ価値が、実際にどこへ分配されたか | 提供中 |
| 操舵室 Sōdashitsu | 専門職ファーム | 自分の時間の使われ方を俯瞰する | 提供中 |
| 円卓会議 Entaku Kaigi | チーム | 複数のAIと人が、ひとつの場で議論する | 提供中 |
| Sovereign | 経営層 | 決める人のための、日々の実践 | 開発中 |
| ikugyo | 育児休業 | 本人と上司のあいだの相互理解 | 開発中 |
| Integration Compass | PMIチーム | 統合後に生じる組織間の対立 | 開発中 |
| Omusubi for teams | チーム | チームの節目のための儀式と歌 | 設計中 |
媒体、登壇、著作、登記。確認できる形で置いています。